初恋レモン
それは気を付けなきゃ…。
「まぁ、私は菜々が海人の
初恋相手だって知ってたけどね!」
パチンとウインクを飛ばす
さくらちゃん。
「知ってたってなんで…?」
「海人の親が離婚してる事は聞いた?」
私はゆっくりと頷いた。
「あの頃の海人は本当に酷かった。
私達への態度も最悪!
誰も寄せ付けないってオーラで。
だけど、そんな海人が唯一
前の海人に戻る時があったの。」
前の…海人君に?
「それはね、小さなビンを
見つめてる時。」
それって…
「菜々の家に手伝いに行って分かった。
あのビンは菜々が海人にあげたものだって。
元々、あのビンをくれた人は
海人にとって特別だって
私達3人とも分かってたけど、
菜々が転校してきて仲良くなって
ようやく気付いた。」
「まぁ、私は菜々が海人の
初恋相手だって知ってたけどね!」
パチンとウインクを飛ばす
さくらちゃん。
「知ってたってなんで…?」
「海人の親が離婚してる事は聞いた?」
私はゆっくりと頷いた。
「あの頃の海人は本当に酷かった。
私達への態度も最悪!
誰も寄せ付けないってオーラで。
だけど、そんな海人が唯一
前の海人に戻る時があったの。」
前の…海人君に?
「それはね、小さなビンを
見つめてる時。」
それって…
「菜々の家に手伝いに行って分かった。
あのビンは菜々が海人にあげたものだって。
元々、あのビンをくれた人は
海人にとって特別だって
私達3人とも分かってたけど、
菜々が転校してきて仲良くなって
ようやく気付いた。」