初恋レモン
だけど、今日はいつもより何倍も
お店は忙しかった。
その理由は…


「いらっしゃいませ。ご注文は?」


「て、店員さんのオススメを…///」


3人がとっても顔が整っているから。


女の子たちはみんな
顔を赤らめている。


それが一気にSNS?で広まったらしく、
お店は大繁盛。


私とお母さんは喜んでいたけど、
さくらちゃんだけは違った。


「…さくらちゃん?」


話しかけるのも戸惑ってしまうほどの
黒いオーラ。
何故か怒っています。


「…なに?」


思わずヒッと声をあげてしまいそうな…。


「こ、これ…注文…。」


恐る恐る伝票を出せばまた
眉間に皺を寄せた。


「…また女?」


きっと注文した人の事を
言ってるんだろう。
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