初恋レモン
言…っちゃった…。
呼吸を整えるために下げた視線を
海人君へと戻すと
おでこに指先を添えて
笑いを堪えていた。
「…ふっ、はは!
やっぱり菜々最高だね。
嫉妬してくれたんだ。
可愛いね。」
吹き出した後、
ニヤッと意地悪な笑みを浮かべたと思ったら
視界は一気に暗くなり、
抱きしめられてるんだと気付いた。
「安心して、これから先
俺に触れるのは菜々だけだから。」
耳元でそう囁かれて
急に自分が言ってしまったことの
恥ずかしさを思い知った。
「…って事で、
お客として来てくれるのは
有り難いけど、
それ以外の理由なら
俺の大事な彼女が心配しちゃうから
控えてくれるかな?」
呼吸を整えるために下げた視線を
海人君へと戻すと
おでこに指先を添えて
笑いを堪えていた。
「…ふっ、はは!
やっぱり菜々最高だね。
嫉妬してくれたんだ。
可愛いね。」
吹き出した後、
ニヤッと意地悪な笑みを浮かべたと思ったら
視界は一気に暗くなり、
抱きしめられてるんだと気付いた。
「安心して、これから先
俺に触れるのは菜々だけだから。」
耳元でそう囁かれて
急に自分が言ってしまったことの
恥ずかしさを思い知った。
「…って事で、
お客として来てくれるのは
有り難いけど、
それ以外の理由なら
俺の大事な彼女が心配しちゃうから
控えてくれるかな?」