初恋レモン
「知り合いっていうかその…。」
まさか初恋相手です!
なんて言えるわけもなく、
言葉に詰まっていると
「小学生の頃、会った事あるんだよ。」
代わりに海人君が答えてくれた。
私と海人君を交互に見る
その男の子に勢いよく首を縦に振って
肯定した。
「なんだそっかぁ~!
俺、小学校から一緒の中井大河!
よろしくね!」
大河君…。
短髪で色黒で、
スポーツ少年って感じの男の子だった。
差しのべられた手に
自分の手を重ねて握手をした。
「川口菜々です!
お、お願いします!」
「よっしゃ~!
今から俺たち友達ね~!」
友達…
「い、いいんですか!?」
まさか初恋相手です!
なんて言えるわけもなく、
言葉に詰まっていると
「小学生の頃、会った事あるんだよ。」
代わりに海人君が答えてくれた。
私と海人君を交互に見る
その男の子に勢いよく首を縦に振って
肯定した。
「なんだそっかぁ~!
俺、小学校から一緒の中井大河!
よろしくね!」
大河君…。
短髪で色黒で、
スポーツ少年って感じの男の子だった。
差しのべられた手に
自分の手を重ねて握手をした。
「川口菜々です!
お、お願いします!」
「よっしゃ~!
今から俺たち友達ね~!」
友達…
「い、いいんですか!?」