初恋レモン
「菜々ちゃん可愛い。」
「川口ちゃん似合ってる~!!」
光輝君と大河君は褒めてくれたけど、
海人君の声は一向に
聞こえてくる気配がない。
恐る恐る顔をあげて
海人君を見れば、見間違い、かな?
顔がリンゴみたいに
真っ赤になってる。
けど、私と目が合えばすぐに反らされてしまった。
「そんなに直視出来ないくらい
ひどい…?」
思わずそんな事を口にしていた。
みんなは褒めてくれたけど、
やっぱり私には似合わなかったのかと思ったら
目に溜まってしまった涙を
必死で抑えていると、
「あーー!海人がちゃんと言わないから
川口ちゃん泣かしたー!!」
「え!いや、これは違うよ!?」
「川口ちゃん似合ってる~!!」
光輝君と大河君は褒めてくれたけど、
海人君の声は一向に
聞こえてくる気配がない。
恐る恐る顔をあげて
海人君を見れば、見間違い、かな?
顔がリンゴみたいに
真っ赤になってる。
けど、私と目が合えばすぐに反らされてしまった。
「そんなに直視出来ないくらい
ひどい…?」
思わずそんな事を口にしていた。
みんなは褒めてくれたけど、
やっぱり私には似合わなかったのかと思ったら
目に溜まってしまった涙を
必死で抑えていると、
「あーー!海人がちゃんと言わないから
川口ちゃん泣かしたー!!」
「え!いや、これは違うよ!?」