雨に溺れる。
「るなっ、いい加減にしなさい!!そんな事をするような子はうちの子じゃありません!!」
物を投げてきたるなの頬をバシッと叩く。
すると、るなは勢いよく走ってドアの方へと
向かってバンッとドアを乱暴に開けた。
「もういいっ!!ママのばか!!」
そう言って、外に飛び出していった。

これはなにも初めてのことでは無かった。
前にもあったが、必ず何分かすれば泣きながら
家に帰って謝ってくるのだった。
だから今回もどうせ帰ってくるんだろうなと
考えながらぼーっと待っていた。
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