楠社長のお気に入り
「えっと…この子弟のまどか。今年大学生になったばかりなの」
「はじめまして。弟のまどかです。まゆがいつもお世話になってます」
「え!?弟!!?めっちゃイケメンじゃん…」
口に手を当てながら顔を赤くする清香。
「ありがとうございます。でも俺、まゆ以外興味ないので」
まどかの思わぬ返答に清香は驚いていた。
見ての通りまどかはブラコン。私としてはかわいい弟に好かれて嬉しいんだけど、他の人から見るとその行動は少し引いてしまうらしい。
「それよりどうしてここに来たの?」
ずっと抱きついてるまどかから一旦離れ、どうしてここに来たのか聞いてみた。
まどかは高校卒業と同時に一人暮らしをするために家を出た。それでも大学やバイトが休みの日は泊まりに来てくれるから寂しいと思ったことはない。
でも職場まで来ることなんてなかったのにどうしたんだろう。
「家に行ったら大家のばあちゃんが家水浸しになったって」
あっ…。そういえばまどかに話してなかった。
「ごめんねまどか。すぐに連絡できなくて…」
「ほんとだよ。俺の家に来ればいいのに…。ねぇまゆ、今からでも一緒に住もう?」
またまどかに抱きつかれたタイミングでカランカランと入り口の鐘が鳴った。
「はじめまして。弟のまどかです。まゆがいつもお世話になってます」
「え!?弟!!?めっちゃイケメンじゃん…」
口に手を当てながら顔を赤くする清香。
「ありがとうございます。でも俺、まゆ以外興味ないので」
まどかの思わぬ返答に清香は驚いていた。
見ての通りまどかはブラコン。私としてはかわいい弟に好かれて嬉しいんだけど、他の人から見るとその行動は少し引いてしまうらしい。
「それよりどうしてここに来たの?」
ずっと抱きついてるまどかから一旦離れ、どうしてここに来たのか聞いてみた。
まどかは高校卒業と同時に一人暮らしをするために家を出た。それでも大学やバイトが休みの日は泊まりに来てくれるから寂しいと思ったことはない。
でも職場まで来ることなんてなかったのにどうしたんだろう。
「家に行ったら大家のばあちゃんが家水浸しになったって」
あっ…。そういえばまどかに話してなかった。
「ごめんねまどか。すぐに連絡できなくて…」
「ほんとだよ。俺の家に来ればいいのに…。ねぇまゆ、今からでも一緒に住もう?」
またまどかに抱きつかれたタイミングでカランカランと入り口の鐘が鳴った。