楠社長のお気に入り
幹さんとリビングに行くと扉を開けた瞬間ピリピリとした空気に包まれていた。
食事をする時に座る椅子に向かい合わせで座る零さんとまどか。
「まゆ、ここに座って」
まどかに隣を指定され大人しく座るけど、とっても不機嫌な零さんの顔が見れず俯いてしまう。
「今お茶を用意しますね。まどか君は紅茶飲めますか?」
「えっ、あ…ミルクティーなら飲めます。砂糖多めの」
「かしこまりました」
この状況を楽しんでる幹さんはニコニコしながら紅茶を入れ始めてる。
幹さんに余計なことすんなって言われたけど、早く伝えよう。まどかは弟ですって。
「そういえばまどか君はなぜお姉さんの職場にいらしたのですか?」
「「は?」」
幹さんの言葉に零さんとまどかは驚いた顔をした。
「あはははははっ!零、今の顔最高!!すげぇマヌケ顔なんだけど!!!」
そして案の定爆笑する幹さん。
「なんで俺が弟だって知ってんの?まゆが言った?」
私の方を見るまどかに思い切り顔を横に振った。
「そいつは何も言ってねぇよ。目元や警戒してる時の顔が同じだからそう思っただけ。まぁ、マヌケ顔してる社長様は気づいてなかったみてぇだけど」
幹さん…素で話してるけどいいのかな?
食事をする時に座る椅子に向かい合わせで座る零さんとまどか。
「まゆ、ここに座って」
まどかに隣を指定され大人しく座るけど、とっても不機嫌な零さんの顔が見れず俯いてしまう。
「今お茶を用意しますね。まどか君は紅茶飲めますか?」
「えっ、あ…ミルクティーなら飲めます。砂糖多めの」
「かしこまりました」
この状況を楽しんでる幹さんはニコニコしながら紅茶を入れ始めてる。
幹さんに余計なことすんなって言われたけど、早く伝えよう。まどかは弟ですって。
「そういえばまどか君はなぜお姉さんの職場にいらしたのですか?」
「「は?」」
幹さんの言葉に零さんとまどかは驚いた顔をした。
「あはははははっ!零、今の顔最高!!すげぇマヌケ顔なんだけど!!!」
そして案の定爆笑する幹さん。
「なんで俺が弟だって知ってんの?まゆが言った?」
私の方を見るまどかに思い切り顔を横に振った。
「そいつは何も言ってねぇよ。目元や警戒してる時の顔が同じだからそう思っただけ。まぁ、マヌケ顔してる社長様は気づいてなかったみてぇだけど」
幹さん…素で話してるけどいいのかな?