君が好きすぎて困る
君との出会い

1st love


「沙那ー、何してんの!早く!」



「はーい!」



満開の桜並木のなか

私は友達の希衣のもとへ走り出す

希衣は私が中学生の頃からの親友で

いつも明るく頼りになる

「もう、入学初日から遅刻しちゃうよ?」

「ごめんって」

そして、私達の向かう先にあるのが

桜ヶ丘高校

これから私たちが通うこととなる高校



「おはよー」
「高校でも同じクラスかよ」
「先生どんな人かな?」

入学式を終えクラスに戻ると

緊張が解けたらしく、クラスは一気に騒がしくなる

「沙那!」

そして無事、希衣とも同じクラスになれた
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