大好きな君に
出会い
プロローグ―愛―

真冬の海・・・・
涼との最後の場所となったこの海に今年も愛はきていた・・・


『涼あの約束…まだ覚えてるかな・・・・』


約束……


それはまだ愛と涼が付き合っていたころ・・・


「なぁ、愛?」

『ん?』

「もし俺らが別れたとしても・・・・毎年クリスマスイブには、ここにこような?」

『そうだね・・・』


・・・・そして別れて初めてのクリスマスイブがやって来た。


愛は、1人・・・ただある1人を待っている。





…………

ねぇ涼?

あの涼と出会ってからの時間…
幸せだったけど辛かった日々に…

うちはずっと鍵をかけていたよ・・・

でも、今日は鍵を開けるね?

…………
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