恋を失い愛を知りました。




「悠未ごめんなっ」




「ううん。私行かなくて平気だったの?」




「あぁ。
みんなから綺麗なお嫁さんって褒められたよ」



そんな風にいう洸斗は誰よりもかっこいい



「悠未、友達とかと話せたか?」




「うん、まぁ…」



正直いうとあまり話せてないけど、

園城寺グループに嫁いだ身として
なんとか全うできたという達成感はある。




「俺ももう挨拶とかないから、
二人でゆっくりしよう」




「そうだね」



なんか夫婦っぽい会話


でも、こんな会話を積み重ねて
愛を育んでいくんだろうな。






「洸斗…
これからも末永くよろしくお願いします」






「こちらこそ
よろしくお願いします」







私たちは改めて愛を誓い合い

照れながら笑いあった







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