恋を失い愛を知りました。
いつも周りにいる女は
俺の顔と地位に媚び売りちかづいた。
父親も忙しく
使用人の人たちに育てられた。
愛を知らず成長した俺はいつしか
いろんな女を取っ替え引っ替え遊ぶようになった。
別に好きな人を作らなかったわけじゃない
好きになれる人がいなかったのだ。
悠未は必要以上に化粧もしなければ
甘ったるい香水を見にまとって
ベトベト媚を売るわけでもない
そしてあった時のフィーリング。
初対面とは思えないほど落ち着けた。
もしかしたら、結婚をしようと言った時から
俺は好きだったのかも知れない。