恋を失い愛を知りました。




目の前が真っ暗になり


きっと今私がいるのは洸斗の胸の中。



「嘘…」




「嘘じゃない」




「本当に私のこと好きなの?」




「あぁ。」




「そうなんども言わせるな」




「だって、まさか。」




「それは俺のセリフだ。
お前はまだ彼氏が忘れられないのかと」




「いつから?っ」




「そんなんわかんねぇけど
半年前くらいかな」




「え?半年前?」




「あぁ。初めて夕食食べた日」



私もその日。


じゃあ初めて一緒に寝た時
洸斗は私のこと好きでいてくれたんだ



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