外見9割、性格1割。
翌日、リビングへ行くと
鬼男の作った朝食が置いてあった。
『今日は特別にお前の分も
作ってやった。補習頑張れ!』
ほらね、こうゆう事するから
私はまた鬼男の事が好きになる。
叶わない恋って分かってるのに
バカか、私は。
支度を済ませ、学校へ行き
2時間だけ補習を受けた。
学校の授業とは違い
補習はほんの少しだけ楽しく感じた。
教室を出ると壁にもたれかかり
誰かを待ってる先輩の姿を見つける。