外見9割、性格1割。

補習を終えた私が女子更衣室へ
行くと鬼男はそこで待っていた。

築「使い終わったら
お前の下駄箱に入れておけ。
後で取りに行く。」

愛琉「うん、ありがとう。」

最近買った新しいワンピースは
私のお気に入りだ。
いつか大切な日のためにと思って
とっておいたけど、まさか
こんなにも早く着る事に
なるとは思わなかった。

先輩、可愛いって言ってくれるかな?

着替えを終えメイクを直し
髪型を整えた私は
校門へと向かう。

校門へ行くと先輩が
誰かと電話で話していた。

大雅「え?うん。新川と付き合ったよ。
大丈夫だって。あいつ超信じてっから。
アホか。俺が好きになる訳ねぇだろ。
3回目のデートで連れてくわ。
おう、はい。はい。」

え?...大雅先輩......

大雅「もうすぐ来ると思うから
電話切るわ。」

何で?大雅先輩...。
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