外見9割、性格1割。
愛琉「もしもさ、あんたに
大切にしたい彼女がいなかったとして
私が生徒じゃなかったらあんたは
私の事、好きになってくれた?
いつか、あんたが彼女の事を
好きじゃなくなる日がやってきた時
学校を辞めれば私と
あんたは恋人同士になれる?」
鬼男は曖昧な笑みを浮かべた。
築「新川の高校生活は
新川1人のものじゃないんだ。
親が金を払いお前が学校に通う。
お前は卒業して初めて
親に恩返しが出来るんだ。」
曖昧な笑みのくせにハッキリと言った。
築「もしもなんて例え話は不毛だ。
どのみち無理だよ。
俺とお前は生徒と教師。
それ以外の何ものでもない。
お前は俺の事を諦めて
本当に好きになれる人を
見つければいい。
お前は俺を好きになっちゃダメだ。」