外見9割、性格1割。

築「高校生のガキに何が出来る?
俺を支えるって具体的にどうするんだ?」

愛琉「そんなの分かんないけど...
あんたには今まで沢山助けて貰ったから。
だから今度は私があんたを助けたい!」

そして、またあの
曖昧な笑みを浮かべた。

築「勘違いするな。
俺が今までお前の事を助けたのは
お前が生徒だったからだ。
生徒を守るのが教師の役目。
それ以外の感情は何もない。」

もう何回振られただろう。

築「迷惑してるんだ。
お前のその見事なまでの勘違いに。
勝手に同情してんじゃねぇよ。」

もう何回こんな鬼男の表情を見ただろう。

愛琉「待って...!」

築「着いてくんな!」

エレベーターが締まると
辺りはしんと静まり返った。
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