外見9割、性格1割。

奮い立たせて、結局ダメで
忘れようとしても、結局ダメで
蟻地獄にいるみたいだった。
這い上がっても蹴落とされる。
穴に潜っても蹴飛ばされる。

この恋のピリオドは
どこにあるんだろう?

白戸「新川。」

新川「白戸くん、ごめん。
何にも言わず出てきちゃって。」

白戸「俺の方こそごめんなさい。」

今の所、私は白戸くんに
頭を下げられる理由が分からない。

新川「え?何で?」

白戸くんから受け取ったノートを
1枚捲ると、私が授業を休み始めた日から
今日までの授業内容が書いてあった。
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