外見9割、性格1割。
白戸「進路希望調査表書いた?」
愛琉「うん、まあ一応。
まだ全然決まってないから
適当に埋めたって感じかな。」
白戸「はは。俺も俺も。
何か今日は気が重いな。
中間テストの順位発表に
進路についての話し合いに。
これから、こうゆうのが
増えると思うとウンザリするよ。」
愛琉「でも、白戸くんは頭いいし
ヒヤヒヤする事ないじゃん。
私なんて毎回、ビリにならないか
ヒヤヒヤするもん。」
白戸くんの言う通り
2学期になると、やたらと
進学や就職、成績や内申点。
そうゆう気が重くなるような話が
多くなった。
進路についてあれこれ話しながら
登校すると生徒玄関の入口が
賑わっていた。皆、自分が
何番なのか気になるんだ。