外見9割、性格1割。

お願いします、神様!!
後ろから10番以内には
入りませんよーに!

祈るような気持ちで
自分の名前を探す。
240人中200位。
私にしてはとてもいい成績だ。

愛琉「白戸くん、どうだった?」

白戸「まあ、ぼちぼちって所かな。」

白戸くんの名前を探すと10位だった。
この進学校で10位以内に入るのは
かなり凄い事だ。

でも、白戸くんの順位よりも
驚いた事があった。
いつもBEST10には入ってる
芽衣が今回は13位だった。

やっぱり私のせいで、芽衣は...

私が落ち込んでいると
白戸くんは、すかさず優しい言葉を
かけてくれる。

白戸「早川も今回は
調子が悪かっただけだよ。」

愛琉「うん、そうだね。」

ーガラガラ

教室へ行くと芽衣はもう既に来ていた。
白戸くんはああ言ってくれたけど
やっぱり芽衣に謝ろう。
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