外見9割、性格1割。
築「あー、確かに。」
愛琉「嘘は嫌いって言ってたじゃん。」
見られてるこっちが恥ずかしくなるくらい
鬼男はしっかりと私の目を
見つめながら言った。
築「お前と一緒にいたかったのかも。」
愛琉「え?」
築「期待なんてしてなかったんだよ。
人に振り回されるのなんて
二度とごめんだ。
母親が突然いなくなった日から
1人の方がマシだと思ってた。
でも、あの日。お前は泣いてた。
家族を思って。ブサイクな顔で。」
愛琉「ブサイクって失礼な...!
確かにあの日はメイク落とした後だったし
ブサイクだったかもしれないけど...何も...」