外見9割、性格1割。

愛琉「いや、私
コンビニに来ただけなんで。」

おじさん「そんな事言わず。
お願いしますっ!」

愛琉「やめてください!」

知らなかったな。
夜はいつもゲーム三昧で外に
出歩く事ってなかったけど
変な人もいるもんなんだ。

おじさん「待ってくださーい!」

げっ!しかも追いかけてきてる!
何あいつ。しつこい!

でも、あんな小太りなおじさんに
100メートル12秒台の私の
脚力が負ける訳がない。

走って走って、いつの間にか
おじさんは見えなくなった。
その代わりに私の家が見えてきた。

やっと着いた。...はぁ、長かった。

エレベーターで8階へあがり
部屋のドアノブを回す。
< 43 / 424 >

この作品をシェア

pagetop