外見9割、性格1割。

リビングに戻ってきた
あいつはキッチンで何かを作ると
私の座るテーブルに置いた。

築「温まるから飲め。」

え?これ、私のために
作ってくれたんだ。

愛琉「ありがとう。」

鬼男の作ってくれた
ホットココアを飲むと
その熱が全身に伝わる。
その時に自分の体が
こんなにも冷えてた事を知った。

愛琉「ヨーグルト10個買ってきた。
コンビニ7軒も回ったから
めっちゃ時間経ってて驚いたよ。」

築「電話すれば良かっただろ。」

愛琉「携帯持ってってなかったし。
てか、持ってても私、あんたの
番号知らないから。」
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