外見9割、性格1割。

愛琉「あんたと一緒にいる所
撮られちゃマズイでしょ!」

築「はぁ?」

愛琉「仮にもあんたは教師な訳だし
生徒と一緒に登校してる所なんて
撮られちゃマズイでしょ。
これをキッカケに同居がバレる
可能性だってあるんだよ。」

こっちは真剣に言ってるのに
鬼男はその言葉を鼻で笑った。

築「そんなもん、どうとでも
言い訳出来る。そんな事の為に
追いかけてんのかよ。
朝から無駄な体力使わせるな。」

愛琉「そんな事じゃないよ!
高校生なめんな!本当の事は
どうであれ、ある事ない事書かれて
あんたなんて一発でクビだから!
社会的に死んだら、あんた
二度と教壇に立てなくなるんだよ!」

何か言い返してくるかと思いきや
鬼男はそれっきり何も言わず
私達は遂に男子高校生を追い込んだ。
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