外見9割、性格1割。

愛琉「そのカメラ貸して。」

男「いや、俺は頼まれて‥」

愛琉「貸してって言ったのが
聞こえなかった?」

男の手からカメラを奪おうとすると
腕を振り払われ反動で地面に叩きつけられた。

ずっとその様子を伺っていた鬼男は
男子高校生の前に立つと1発殴った。

築「女に怪我させてんじゃねぇよ。
写真の件は見逃してやる。行け!」

迫力に負けたのか男子高校生は
カメラを置くと逃げて行った。

愛琉「はぁ。」

私は汗を拭いながら地面に座り込む。
あいつはカメラを拾い
写真を消すと放り投げた。

築「とにかくお前は...ぷっ。
ははははは。」

愛琉「何?」

築「お前、汗で目の下真っ黒だぞ。」

愛琉「え?嘘!最悪。」
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