揺れる、オトメ。
なんか、大原くんはやっぱり、中3でも小さな子供みたいな純粋な雰囲気ですっごいかわいいよ…。

泣かせたら、傷つくような、そんな感じ…。


守ってくれる人いるのかな、いいなぁ…。


「…原口って、クラスどこ?よかったら、途中まで一緒に行く?」


あ、誘われた。え、クラス?私、は…どこ?


「謎の顔を私がしていたのか、心配そうな大原くんが、職員室、寄ってく?一緒に行くよ?」


「あ、うん、ありがと…。」

なんか、早速人の手に頼ってる。いいのか…?


「行こ」「うん…」

まあ、何とかなるといいけど。ふぅ。
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