君と小脳と僕
それから新学期が始まった
学年が違うから彼女と昼間会うことはなかなか無い
僕はたしかこの辺りで親友に彼女と付き合ったことを伝えたはず
親友は驚いていたが、祝福してくれた
そして出会ったあの日カラオケで彼女が僕の事を見ていた事をそっと僕に呟いた
放課後
今日もいつも通りあの部屋へ向かう
ガラガラ
先に彼女がいた
「あ!おはよ〜!」
今日も彼女は可愛い
「もう16時だぞ?」
「だって今日はじめて会ったんだもーん」
膨れてそう言った
「ねぇねぇ、今日は小説読まずにさ、2人でおはなししようよっ」
「いいよ」
それから彼女と他愛もない話をした
彼女も彼女の親友に僕たちの事を話したみたいだった
本当に嬉しそうでこんな幸せがずっと続けばいいと思った
、、、なのに