君と小脳と僕


そんな日々を過ごしていき

約束の旅行の日がやって来た



お互い時間通りに待ち合わせ、新幹線に乗った

「洋ちゃん、初めての遠出だよね♪
私この日の為に昨日パックしてきたんだっ」


彼女はいつもより明るかった


そんな僕も楽しみで仕方がなかった


行先はUSJ

彼女がずっといきたがっていたから
この日の為にバイトも倍にして働いた


旅行を急遽入れた理由は12時を越えたら
彼女の誕生日だからだ



彼女の喜ぶ顔を想像したら僕はなんだって出来る気がしていた



2時間ほどすると新大阪駅に到着


「わ〜大阪着いたあ!
すごーい周りから関西弁が聞こえるよっ!」


彼女ははしゃいでいる

「ねぇねぇ、洋ちゃん♪」

「ん?」

「めっちゃ好きやでっ♪」


(かっ可愛いすぎる、、、畜生)


「俺も、、好きやで?」










今思い返すと凄く恥ずかしい




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