冷たい彼女
その夜…


お姉ちゃんは






傷だらけで帰ってきた。。


私はその瞬間「負けたんだ」って思った。


だって、明らかにお姉ちゃんの顔が曇っていたから…


「お姉ちゃん?」


姉「あははっ!私……負けちゃった。美月に…情けないね…」


「そんなことない。お姉ちゃんを私は尊敬してるよ?だから、いつもみたいに笑ってよ?」


姉「ねぇ?咲良、お願いがあるんだけど…」


「なんでも言って?」


姉「咲良が高校生になったら聖夜空女学園に入って。そして、そこのてっぺんを取って欲しい」


「どうして?」


姉「私の仇。とって欲しい」


「分かった。絶対とるよ!」


こうして、私はお姉ちゃんの仇をとるために喧嘩。喧嘩。喧嘩の毎日だった。


あっ、別にお姉ちゃんと…じゃなくて夜の繁華街でね?
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