【短】It is a kiss, and it is not a kiss.




「あ、芯〜♪」


「那湖!?」


次の日中学校の門で待ってたあたし。


「どうした?高校早く終わったのか?」


あたしの通う高校は少し遠いとこにある。


だからこの時間に、あたしがここにいるのはおかしい。




「早退して、芯を迎えにきた♪」


「は?早退って…ん!?」


お返し。




今度はあたしからのキス攻撃




「な、那湖!?」


焦って真っ赤になってる芯


「……やだあ…あたしが恥ずかしい」


ここはあたしの母校


知ってる子ももちろんいる。




「…はは♪俺は超うれしいけどな」


そう言って、今度は芯からのキス。


「…あ……んっ…」


昨日よりも激しめ!?


ていうか、みんな見てるんですけど!!


高校生とは違って、中学生には少し珍しい光景なの?




まぁ…いっか。


芯はあたしのもの。


わかった?
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