【短】It is a kiss, and it is not a kiss.
あたしの手を引いて歩く芯




「ちょー…那湖!?何でそんな歩くのおせぇの!?」


「え……何でって…」


「どーせエロいこと考えてんだろ」


「そそそんなことない!!」


「うっせ〜…急に大声出すなって」


「…ご…ごめん」


どんどん小さくなっていくあたし。


芯は全然普通なのにな〜…。




「そういえば俺の親の口癖覚えてる?」


「うん?幼なじみは付き合うもの…って話?」


「まじでなったなと思って♪」


「あはは♪そうだね〜。芯のお母さん超喜ぶんじゃない?」


「だろうな。でもしばらくは秘密にしねぇ?」


「何で?」
< 47 / 50 >

この作品をシェア

pagetop