愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
そういや…
「左の手首、なんでここだけ包帯なんだ?」
他の傷は絆創膏で済んでいるのに…
「あ…
…階段から落ちる時、手首から着いちゃって……
それで腫れてきたから…」
おいマジかよ…
「見て大丈夫?」
「…うん」
おぉ…これは痛々しい……
腫れてるとこは熱持ってるし、色も見ただけで痛くなる
「痛い?」
「うん……ジンジンする…」
だよな…
「これ、すぐ治るかな、?
こんなんじゃライブの練習も出来ないし…」
あ、そうだった!スーパーライブ…
「明日、朝から病院行くか?」
早く治すには1番いいだろう。
「でも…また休んじゃったら成績が…」
「成績よりその手の方が大切!
俺も着いて行くからさ」
「ええ?!ちぃ君学校じゃ…」
「こんなになってる紫音ほっておいて学校なんか行ってられない
だから病院いくよ?分かった?」
「…うん……ありがとう。」
「いいんだよ。
今日は早く寝な?勉強とかしなくていいから」
「…はーい」
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千翼side終