愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜





そういや…






「左の手首、なんでここだけ包帯なんだ?」





他の傷は絆創膏で済んでいるのに…






「あ…

…階段から落ちる時、手首から着いちゃって……

それで腫れてきたから…」




おいマジかよ…




「見て大丈夫?」





「…うん」










おぉ…これは痛々しい……




腫れてるとこは熱持ってるし、色も見ただけで痛くなる





「痛い?」




「うん……ジンジンする…」





だよな…




「これ、すぐ治るかな、?


こんなんじゃライブの練習も出来ないし…」








あ、そうだった!スーパーライブ…






「明日、朝から病院行くか?」





早く治すには1番いいだろう。





「でも…また休んじゃったら成績が…」



「成績よりその手の方が大切!

俺も着いて行くからさ」





「ええ?!ちぃ君学校じゃ…」




「こんなになってる紫音ほっておいて学校なんか行ってられない


だから病院いくよ?分かった?」





「…うん……ありがとう。」






「いいんだよ。


今日は早く寝な?勉強とかしなくていいから」





「…はーい」

















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千翼side終




< 103 / 214 >

この作品をシェア

pagetop