愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
学校にいた半日は、はるちゃんと真弓さんにすごい心配され続けた。笑
帰るときも「心配だから家まで行く」
って言われたけど、申し訳ないから断っておいた。
今日は電車でライブの練習場所まで来たんだけど、
大野さんになんて言うかしか考えてない…
ライブ前になにしてんだ!
とか言われるかな…
「…こんにちは〜」
「お、来た来たっ」
「あの…大野さん……
お話が…」
「ん?どうしたの?」
「えと……実は昨日、
階段から落ちてしまって……それで…手首を捻挫しちゃったんです…」
ゔぅ…なんて言われるかな、、
「本当びっくりしたよ〜
大丈夫だったの?」
「…え、?」
いや…なんで大野さん知ってる感じなの、?
「今朝、千翼くんから電話掛かってきたんだ。シオンが診察受けてるときだったみたいだよ」
ちぃ君が??
「そ、そうだったんですか…」
あとでちぃ君にお礼言わないと。
「それより、嫌がらせ受けてたって……本当?」
あ…そこまで聞いてるんですね…。
「……はい…それでこんな事に、、
すいません、しばらく歌しか練習出来ないです……」
「練習の事は気にしなくていいから!
…そうか、だから最近元気なかったんだ…
ごめんね、ドラマに出てしまったから…」