愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜









大野side
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「はあ?!?どうしたのシオン?!」






呼ばれて昇降口へ来たら、びしょ濡れで壁にもたれかかっているシオンを見つけた





「…あ、大野さん」






「ちょちょちょ…何でこんなに濡れてるんだよ?」





「あの…さっきそこの窓から漫画みたいに水をひっくり返されまして…こんな状態に…」






「それ…また嫌がらせ、?」




「そうですね。窓からバケツみたいなのが見えてましたし」





いやいや、何でそんなにあっけらかんとしてるんだよ?!





「すいません、打ち合わせに間に合わないかも…」




「それは良いんだけど、服どうし…」


「伊藤ー!大丈夫か?!」






俺らのところに先生らしき人が走ってきた







…ん?この声どっかで……






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大野side終






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