愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜







「いたっ……」



怪我から1週間ほどが経つけど

手首の捻挫はあまり治っていないみたいで、

服に手を通すのも少し痛そう。





「大丈夫??あんまり動かしたらダメだぞ」




「うん!ちょっと響くくらいだからへーき」





こっちを見てニコッとした笑顔を見せる紫音









だぁぁあもう可愛い…!!

本当何なのこの子可愛すぎねえかよもう無理




今すぐにでも抱きしめたいしキスしたいし襲いたいし本当可愛い。






今はキスしかできない。

といっても、俺が望むようなキスじゃなくて…チュッと触れるだけ。



寝るときも別々。一回一緒に寝たんだけど、無意識に俺が抱きついていたみたいで…


痛いって言われたからしばらくは別なんだよ…




色々とやばいんだ、限界を越してしまってる





それもこれも紫音に嫌がらせをしてた奴らのせいだ。絶対に許さないからな。






今までは抱きしめて落ち着かせてたのに、それが出来ないからどうすることもできない。







「…紫音、ギュッってして」






「はいはい」










…今はこれで我慢だな。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千翼side終












< 117 / 214 >

この作品をシェア

pagetop