愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
新しい幕を開ける

久しぶりの前奏曲。









今日はなんと…






久しぶりの1日休暇!!





ここ最近休みっていう休みが無かったから、凄くウキウキなんです。







でもね、こういう時に限ってちぃ君がいない…





最初は一緒に買い物に行く予定だったんだけど、

大学の公開授業の係りに引っ張られたとかで行けなくなっちゃったんだよね〜…







「はぁ〜、何しよっかな…」





ようやく手首も治ってきたし、ピアノ弾いてみようかなぁ






そう思って防音室に行こうとすると、






ピンポーンーーーーー








「ん?誰だろ?」





玄関のドアを開けると、







「よっ!紫音ちゃん久しぶり〜!」




と、元気よく現れたのは




「ええ?!りょ、亮くん?!」






ちぃ君の親友の亮くん。卒業してから全然会ってなかったな…





「お久しぶりです…!!


どうしたんですか?ちぃ君なら今いないんですけど…」






「あ、千翼じゃないよ!今日は紫音ちゃんに用があってきたんだ〜」






「え??私に??」



どうしたんだろう?





「そう!いやさ〜今千翼大学で駆り出されてるじゃん?


だから、一緒に公開授業見学しに行かないかなーって思って


どうかな?」






え、、優銘大学に行くってこと?!





「行きます!行きたいです!」




一度は行っておきたかったんだよね…!




「おし!待ってるから用意しておいで?」





「はいっ、ありがとうございます!」





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