愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜















「紫音〜〜……」







「なにー?」






「紫音ーーーーーーーーー、」






「だから、何って!」








…来ました。たまに来るデレデレちぃ君。



現在朝8時




夏休みが始まったからゆっくりな朝を過ごそうと思ったらこんな事に…。








「ちぃ君…!重いって!!

一回離れて?」




ベットから出ようにも、ちぃ君が抱きついて離れない…







「無理。あと10時間はこうしてる」





10時間?! 長いわ!






それに、





「10時間後には私もう家出てるのー。


用意しないといけないからさ…一旦離れよう?ね?」








「……ちょっとだけな」






「ありがとうっ」








実は明後日スーパーライブが始まるんだ〜!


それで、今日の夕方から会場の近くのホテルに泊まることになっている




2日間のライブがあって、両方に出演させてもらえる。




ちぃ君も2日目に見に来てくれるんだけど、仕事が色々あるらしくて当日に来て、日帰りするらしい。






だから今日の夕方から明日、明後日、明々後日は会えないんだよね…








それでちぃ君が駄々をこねることに…笑































< 130 / 214 >

この作品をシェア

pagetop