愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜









「…またですか……」




「まただよ。悪い?」






用意を終えて、朝ごはんを食べようとしたら



隣のちぃ君がくっついて離れません…










「…俺も一緒に行きたい。なんでこんな時に仕事馬鹿みたいに入れんだよあの鬼親父…」






「しょ、しょうがないでしょ??


それに、今回はちょっとだけじゃん!1週間も会えないわけじゃないし」





「…俺は無理。最近特に紫音不足で死にそうなんだって


怪我治ってようやくくっつけると思ったらライブでどっか行っちゃうし」






「きゃっ…!ちょ、ちょっと…?」





ちぃ君の顔が近づいてきたかと思ったら、首すじに唇をそわされた








「紫音っていい匂いするよね。」






「そうかな?」






「うん、甘い匂いする。食べたくなるんだよね」







「…もぉ〜、こら!私じゃなくてご飯食べて!」




今度はほっぺたを食べられた…。







「えーー」





「えーじゃない!



ほら食べるよ!」






「…はいはい」







こんな感じで、朝から大変です…


















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