愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜






大野side
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…あの子はやっぱり凄いよ



本当に初ステージなのか?って言うくらいに完璧だった。



すげぇよ…







「……大野さん、!!!」




余韻に浸っていると、


「おわっ!!

……ちょ、シオン?」






シオンがこっちに走って思いっきり飛びついてきた





「…見てましたか、?私のステージ……」




「もちろん見てたよ!」




「…ちゃんと歌えてました?

変なこと喋ったりしてませんでした…?」






「凄いよ!初めてで、しかも1人であんな素敵なステージが出来たんだよ?!



完璧だった!」





「……良かったぁ〜、、」




「楽しかった?」




「とっても…!!


予想をはるかに超えて楽しかったです!!


明日も頑張れそうです!」






「それは良かった!


じゃあ楽屋戻ろっか?」




「はい!」







楽しかった?なんて聞かなくても分かるくらい

ステージ上のシオンはキラキラ輝いていた。



歌うことが好きだってすごく伝わる





こんな素敵な子を早く世の中の人に知って欲しいって強く思えた







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大野side終





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