愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜






一映のことなんか忘れて声のする方へ足を進めてみると、



少し前の方にShionの楽屋を見つけた





なぜかこの楽屋だけ他の出演者より離れた場所にある




そして楽屋のドアの前で電話をしている女の子がいるんだけど…






…あれ、やっぱりレミリんだよな??





すると電話が終わったのか、楽屋の中に入ろうとする彼女




…Shionの楽屋に、何でレミリんが…?



「…レミリん、?」




思いっきって少し近くまで寄り、声をかけてみた、。








「……………」




こっちをみて固まっている…


キャップを深くかぶってたから目があんまり見えていなかったけど、



こっちをみた時、顔がはっきり見えて

レミリんって確信した。






「レミリんも見に来てたんだね!

Shionの知り合いなの?」






「……………………」





いやいや、何で黙っちゃうんだよ〜?



なんか動揺してるし…






「…どうかした?レミリ……」

「シオンおまたせ〜」











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