愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜






千翼side
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ガチャンーーーーー







くっそ、なんでこんなに多いんだよ…!









ドンッ!





「おい千翼!!そんなに怒るなや!!

俺も手伝ってるんだからさ〜」








朝9時。俺は今仕事中。



会議資料をまとめとけって親父に言われやってるんだけどさ、




なんて量だよ。



いったい何人規模の会議なんだってくらい多い




そんで俺の隣にいるのは亮。



夏休みの間だけアルバイトってことで仕事を手伝ってもらってる






それにしても…




んあぁ!!いつになったら終わるんだよ!!






「ちょっ、本当にもうちょっと落ち着いてくれ千翼。怖いから。」





「……無理。」





今日はとにかく早く帰りたいんだよ。


そんな時に限ってこんな仕事が舞い降りてくる






「本当、千翼って紫音ちゃんいないと機嫌悪いよな〜笑


もうちょっとで会えるんだろ?我慢しろって」




「……そうだけど…」






仕事が終わったらそのまま新幹線で東京に行くんだ




夜にはASHのスーパーライブがある。それに行くためにちゃっちゃと仕事を終わらせたい。







「しっかし紫音ちゃんも凄いね!東京で仕事なんて。


人気が上がってきたらまた千翼の機嫌悪くなりそうだな〜笑」





「うるせえわ。口より手動かせ」







「はいはーい」






あーー、早く紫音に会いたい……















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千翼side終







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