愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「おつかれ紫音ー!」
「うわぁっ、!
ちょっと、重いって!!」
楽屋に入るなりちぃ君が飛びついてきた…
「すっげえ良かったよ…!
かっこよかった!凄いじゃん!」
「あ、ありがとう…!
あの、一旦離れませんか…?」
これじゃ顔も見えないし、
なんか、久しぶりだからちょっと気恥ずかしいし……
「えーー無理。久しぶりに会えたもん、もうちょっとこうしてたい」
そう言いながら首筋にすり寄ってくる
…か、可愛いっ……。
ちぃ君がすごく可愛く見える…
「あの〜、楽屋でいちゃつかないでくれますか〜?」
「うぇ?!は、はるちゃんいつからいたの?!」
いつのまにか楽屋の中にはるちゃんがいた…
「さっきよ。ノックして入ったのに気づかないし、イチャついてるし、
見せつけないでくれますかー?」
「見せつけてない…!!
ちょっ、ちぃ君!!離れてってば〜!」
この人は、はるちゃんを前にしても離れようとしない…
「…分かったって。これで離れる」
そう言って、頬っぺたにチュッとキスをして離れた…
「はいはい、まだ溺愛継続中みたいで安心ね。笑
それよりしぃ!!あんたやっぱり凄いわねぇ〜!!
本気で感動した…!凄い!」
「ありがとう…!!見てくれてたんだね、、」
「あったりまえよ〜。
スタッフの人たちもすごい褒めてたし、大盛り上がりだったわよ!」
「ほ、本当??嬉しいなぁ…」
スタッフの方までに褒めてもらえるなんて…
本当にやってよかった。この話を持ちかけてくれたことに感謝しないとね。