愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜







千翼side
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「ちぃ君〜、見て!」







「っ……?!」






見て!と言われたから振り返った…けど……





さっきまで来てた長い上着を脱いだかと思ったら…



「この前ね、はるちゃんがライブデビュー祝いってくれたんだ〜


水着らしいけど長めのスカートだし、私でも着れるかなって思って持ってきたの!」






…スカートだけど…スカートだけど、!


上はオフショルでお腹が空いたもの……





「…どう?似合ってる…かな?」





……似合ってるかなじゃなくて似合いすぎてやばいくらいなんだけど、、


ちょっと待って…目のやり場に困る、、


…そのくせ、可愛すぎる紫音から目が離せない……






「おーい?ちぃ君どうしたのー?」






「んえ?あぁ、ごめんごめん…


…めっちゃ、可愛い…です……」





「なんで敬語?笑


ふふっ、よかった〜!」




そのまま海の方へ走って行ってしまった









……ちょっと待ってマジで待って…



あれはダメだ…。死ぬ…





これは決して俺が彼氏だから過剰表現してるとか、そういうのじゃない。




あれは本当にやばい…

可愛すぎるマジ無理……





今の紫音を見ると、目が離せなくて体が止まってしまう…







「ちぃーくーん!!こっち来てよ〜」





「……おうっ」














< 161 / 214 >

この作品をシェア

pagetop