愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
千翼side
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ちぃ君〜、見て!」
「っ……?!」
見て!と言われたから振り返った…けど……
さっきまで来てた長い上着を脱いだかと思ったら…
「この前ね、はるちゃんがライブデビュー祝いってくれたんだ〜
水着らしいけど長めのスカートだし、私でも着れるかなって思って持ってきたの!」
…スカートだけど…スカートだけど、!
上はオフショルでお腹が空いたもの……
「…どう?似合ってる…かな?」
……似合ってるかなじゃなくて似合いすぎてやばいくらいなんだけど、、
ちょっと待って…目のやり場に困る、、
…そのくせ、可愛すぎる紫音から目が離せない……
「おーい?ちぃ君どうしたのー?」
「んえ?あぁ、ごめんごめん…
…めっちゃ、可愛い…です……」
「なんで敬語?笑
ふふっ、よかった〜!」
そのまま海の方へ走って行ってしまった
……ちょっと待ってマジで待って…
あれはダメだ…。死ぬ…
これは決して俺が彼氏だから過剰表現してるとか、そういうのじゃない。
あれは本当にやばい…
可愛すぎるマジ無理……
今の紫音を見ると、目が離せなくて体が止まってしまう…
「ちぃーくーん!!こっち来てよ〜」
「……おうっ」