愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
座りたいのは事実。気を紛らわせないと、、
「…ちぃ君さ、
今日私のこと避けてるよ…ね?」
「…は?」
「海の時は気のせいかなって思ってたけど…
今日は手も繋がないし、今だって…」
……なんでこんな時だけ鋭いんだよ…!
いつもの鈍感少女はどこ行った、!?
「…そんな事ないって。気のせい」
「本当?」
一旦離れてくれたのに、
俺の言葉を信じてないのかジリジリと詰め寄ってくる
…マジで危ねえってそろそろ俺の理性が切れる…
「…本当だって、!」
「……嘘じゃん…今だって逃げてるっ…」
そう言うと、紫音は目を潤ませ始めた
「えっ、ちょ、泣くなって…!」
「…私、何かした、?」
流れた涙を拭うが、収まらないようで…
「…それは違う、
紫音は、何も悪くない。嫌いになったとかでもない…」
「じゃあ、なんで…」
これは、俺が何も言わなかったせいだな…
「…本当に紫音のせいじゃないんだよ、?
ただ……今日紫音が可愛すぎるからさ、、
これ以上近づいたら俺何しでかすかわかんねぇんだよ、」
いつも俺が言葉足らずで困らせてるんだよな…
こう言う状況になってから言わなかったことに後悔する