愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
夏休みも終わり、季節はもう秋真っ盛り。
学校へ行く日数も大分少なくなってきたなぁ…
この学校では大学受験をする人がほとんどで、最後の方はほとんど学校に来ないんだ
「ねねっ紫音ちゃん!また新しいCM出てたね!
昨日見てたテレビに何回も流れてたんだよ〜
めっちゃめちゃ可愛かった…」
いつも私をテレビで見ると感想を述べてくれるのは真弓さん
最近は「伊藤さん」呼びから「紫音ちゃん」呼びに変えてくれたんだ〜!
「…見られてるって思うとなんか恥ずかしいね……笑
でもありがとうっ」
「しぃが可愛いのはあたりまえでしょー?
それにあのCMのブランド服も超絶可愛いんだから
むしろ可愛くないとこなんかないわよ」
と、私を絶賛してくれるのははるちゃん。
いつもいつも言い過ぎなくらい褒めてくれる笑
「出た、遥の紫音ちゃん溺愛。笑
ほどほどにしないと紫音ちゃんの彼氏に恨まれるよー?」
「そのくらい受けてたってやるわよ!
あ、それよりしぃ今日も早退?」
そうそう、今日は久しぶりのMV撮影!
仕事で学校早退するのももう慣れたや。笑
「うん、だからもうすぐ帰るの」
「そっかぁ、最近特に忙しそうだもんね…
頑張ってね!」
「うん、ありがとう!!」