愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
君にShionとして出てもらうって言うのはどうかな?」
………………………
「はい?!?!わたしが?!?
……いや、なんで私、?!」
そんな重大な場所に出て大丈夫なの…?
それに…私どうやってでるの??
そう考えていると、原田さんが、
「それでね、そこの場を借りて
Shionの素顔を公表しないかって社長と話になってるんだ
どうかなシオン?」
……えっと、つまり、つまり……
「Shionと麗美梨が同一人物だって知れ渡るってことです、ね?」
「そういうことだね」
…そうしたら、ライブのステージにも立てるんだよね、??
……それはもう、
「……ぜひお願いします、!!」
また、あのスーパーライブ見たいなステージに立てるかもしれない…
そう考えただけで胸が高鳴る
「うん、シオンならそう言ってくれると思ってたよ!
じゃあこれからその文化鑑賞会に向けて頑張らないとね」
「はい!!」
はぁ……もっともっと毎日が楽しくなりそう…!