愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「ごめんって、。……怒った?」
…いや、上目遣いで聞かれたらさぁ、
怒るに怒れないよね…。
「ううん。怒ってないよ。」
「本当?良かったぁ…」
くぅ…この笑顔はずるい。なんでも許してしまう…
「あ、こんな時間だ。もう出ないと!」
「…そうだね。」
「じゃあ、行ってきます…!」
「気をつけてな」
寂しそうな顔を見ると行きたくなくなる……
「ちぃ君、ちょっとかがんで?」
「ん?こう?」
私の目線に合わせてしゃがんでくれたちぃ君に、
「…っ?!」
「行ってきますのキスね!
言ってきまーす!」
キスを1つ落として、
元気よく家を出た
そのあと家でちぃ君が
「マジ無理……俺死ぬかも…」
なんて顔を真っ赤にしてたなんて知らずにね。笑