愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「…………おい、これのどこがしんどく無いんだよ」
「あははは…」
熱を測ってみたら38.9度。
ちぃ君に呆れられたけど、自分が一番びっくりなんだから…笑
どこから力が湧いていたんだろ…
「ご飯できるまでゆっくりしてて」
「いや、私お腹すいてな……」
「食べろ」
ちぃ君からの圧が凄くて負けてしまった…
ソファに寝転ぶと一気に睡魔がやって、寝てしまった
「紫音?起きれる?」
「ん………、うん……」
一度力を抜いたからか、体のだるさが凄い
「大丈夫か?座れる?」
「んー……もたれていい、?」
「どうぞどうぞ。おいで」
ちぃ君の足の上に横向きに座らせてもらう
はぁ……落ち着く…
「おい寝るな紫音!
はい、口開けて」
作ってくれたのは卵雑炊
あったかくて美味しい。
「…ご馳走さま。」
「はぁ?一口食べただけじゃん!
あと5口は食べろ」
「えぇ……」
そこからほぼ無理矢理食べさせられた。
「…もういい?」
「ん、良いよ。よく食べました
…熱上がってるか?すげぇ熱いよ」
自分でも分かるくらい体が火照っている
「寝る?部屋まで運ぶよ」
「うん……」