愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「…もう寝たか…」
よっぽどしんどいのか、行って戻ってくる2分ほどの間に紫音は寝てしまった
相変わらず、寝顔も可愛いことで。
熱で少し頬が赤くなってるが、それもまた可愛い。
「……あんま無理すんなってな。俺の可愛い彼女さん」
紫音のサラサラな髪の毛を撫でる
「髪、結構伸びたよな」
前は背中くらいまでだったけど、だいぶ長くなった
いつもくくっていることが多いからあんまり分かんなかったけど、思ったより長くて綺麗だ
手を触ると、無意識なのか握り返してきた
「…このままするか。」
片手を繋いだまま、反対の手だけで仕事を始める
早く元気になれよ。