愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜







「はい、どうぞ!」





「うわ…凄いねシオン…


めっちゃ美味しそう」







僕のリクエストで夜ご飯は生姜焼きにしてもらったんだけど、


手際がいいのなんのってね。




それに、





「えっ?!うまっ…」





美味しすぎる。

出来立てっていうことを抜いてもとても美味しい…





「本当ですか!良かった〜」





目の前でニコニコと美味しそうにご飯を食べるシオン。



…これは、千尋君ずるいな…!





毎日こんなに美味しいもの食べられて

毎日こんなに可愛い笑顔が見られるとか

幸せ以外の何者でもない。





「大野さん東京にいる間、ずっと外食するつもりだったんですか?」




「まあね」





でも、外食は本当にお金がかかるからやめたいんだけどね…





「あの…迷惑だったらいいんですけど、


私毎日自炊するつもりでいたんで、

良かったら夜ご飯毎日一緒に食べませんか?」





















「は?!いいの?!

でも…夜とか撮影で疲れてるんじゃ…?」




予想外すぎるシオンの提案にだいぶびっくりしてるけど、、



内心めっちゃ喜んでる。笑





「全然!むしろ料理する時はリラックスタイムです!笑


1人分も2人分も変わらないんで、大丈夫ですよ」






はぁ…この子の性格の良さにため息が出る…





「本当にいいの?」





「もちろん!」







「…じゃあ、お願いしてもいいかな、」




「お任せくださいっ」







俺の東京生活が凄く楽しいものになりそうだ













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大野side終







< 22 / 214 >

この作品をシェア

pagetop