愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「はい、どうぞ!」
「うわ…凄いねシオン…
めっちゃ美味しそう」
僕のリクエストで夜ご飯は生姜焼きにしてもらったんだけど、
手際がいいのなんのってね。
それに、
「えっ?!うまっ…」
美味しすぎる。
出来立てっていうことを抜いてもとても美味しい…
「本当ですか!良かった〜」
目の前でニコニコと美味しそうにご飯を食べるシオン。
…これは、千尋君ずるいな…!
毎日こんなに美味しいもの食べられて
毎日こんなに可愛い笑顔が見られるとか
幸せ以外の何者でもない。
「大野さん東京にいる間、ずっと外食するつもりだったんですか?」
「まあね」
でも、外食は本当にお金がかかるからやめたいんだけどね…
「あの…迷惑だったらいいんですけど、
私毎日自炊するつもりでいたんで、
良かったら夜ご飯毎日一緒に食べませんか?」
「は?!いいの?!
でも…夜とか撮影で疲れてるんじゃ…?」
予想外すぎるシオンの提案にだいぶびっくりしてるけど、、
内心めっちゃ喜んでる。笑
「全然!むしろ料理する時はリラックスタイムです!笑
1人分も2人分も変わらないんで、大丈夫ですよ」
はぁ…この子の性格の良さにため息が出る…
「本当にいいの?」
「もちろん!」
「…じゃあ、お願いしてもいいかな、」
「お任せくださいっ」
俺の東京生活が凄く楽しいものになりそうだ
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大野side終